【柔道整復師監修】痛む場所によってわかる!あなたの腰痛の原因と対処法

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A さん
「この頃、腰が痛くて動くのがおっくうなんだよね」
B さん
「僕も慢性的に腰が痛いけど、やっぱり全体にずっしり来る感じ?」
A さん
「腰全体というより、特定部分が痛いんだよ」
B さん
「病院には行った?」
A さん
「いやー行くほどではないかなって思うんだけど」
B さん
「場所によっては行ったほうがいいかもよ。腰痛って、部位によって原因も違うらしいから」
A さん
「ええっ?そうなの?」

「腰が痛い」と一口に言っても、その痛みの場所は人によって異なります。

筋肉疲労やストレス、内臓疾患から腰に痛みが出る場合も。腰は、人間の体の中でもっとも負担の大きい部位です。体重の多くを占める上半身を支え、大小さまざまな動きをする時にも負荷がかかります。また、胃や肝臓、腎臓、子宮などの内臓器官の病気による痛みが腰痛として現れることも・・・。

内臓の病気は検査でなければ発見のできないものばかり。ですが、腰のどのあたりに痛みが現れるかで、それをきっかけにその疾患が見つけられることも。

ぜひ腰痛が起こる場所をチェックして、自分の身体の状態を確認してみてくださいね。

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目次

1、痛いのはどこ?痛み別に見る症状

痛みの場所や痛くなる体勢、症状から、トラブルの原因をまとめました。あくまでも目安(可能性)ですので、気になる痛みがある場合や何もしなくても痛みが続く場合などは病院を受診してみてください。

(1)皮膚の表面が痛む

①帯状疱疹(たいじょうほうしん)

体に潜んでいる水疱瘡が元となっているウイルスが活動を起こす症状です。加齢やストレス、疲れなど免疫力低下時に皮膚疾患を起こし皮膚のかゆみのほか、ピリピリチクチクとした神経痛に近い痛みを発します

(2)歩行中や腰を反らしたときに痛む

①腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

背骨にある脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすのが「腰部脊柱管狭窄症」。加齢などにより骨や靭帯などが変性して起こることが多く、50代から高齢者に多くみられます。長い時間歩くと腰が痛くなります。

②腰椎分離症(ようついぶんりしょう)

「腰椎分離症」は腰の骨が一部骨折した状態のことを言います。若いころスポーツなど長期間の繰り返しにより起きる「疲労骨折」もその一つです。スポーツは腰を大きく反る動きが多く、腰の骨に負担がかるため、日常で反ったときにも痛みが出ます。

(3)ふとももや足に鈍い痛み

①坐骨神経痛

坐骨神経は腰のあたりから爪先まで伸びている末梢神経です。この坐骨神経が刺激を受けると、腰や尻、太もも、ふくらはぎや足の先などに、ピリビリとしたしびれや鈍い痛みを感じます。「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」も「坐骨神経痛」の一種です。

②梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

お尻にある股関節を支えている梨状筋が坐骨神経を圧迫する事により感じる痛みです。お尻から脚にかけて、突っ張るような感じがし、しびれと痛みを伴います。マラソン、サッカー、ゴルフなど骨盤を回転させたりするスポーツをする人が起こりやすいです

(4)腰や背中が曲がりに伴う鈍い痛み

①骨粗鬆症

50代以上の女性や高齢者に多い「骨粗鬆症」が原因で腰に痛みが生じる場合があります。骨粗鬆症になると骨密度が減り、自分の体重で背骨がつぶれる「圧迫骨折」を起こすことも。少しずつ腰が曲がり、悪化すると背中や腰に突然痛みが現れます

(5)突然の激痛

①ぎっくり腰

突然の痛みで、一番多い症状がよく聞く「ぎっくり腰」です。経験のない人にはどんな感覚なのか分かりませんが、いきなり激痛が走り、人に支えてもらえなければ、立てず歩けず状態になってしまいます。疲れているときに重いものを持ち上げたときなどに起こることが多く、感知までは1週間ほどかかることもあります。

②腰椎椎間板ヘルニア

「腰椎椎間板ヘルニア」は腰痛の原因として最も多いといわれています。腰部にある軟骨が変性し、組織の一部が飛びだす症状で、付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどを起こします。20代や30代の男性に多く発生するといわれています。

(6)動きに関係なく痛む

①心因性腰痛症

ストレスが原因で起こる腰痛もあります。激しい動きや肉体的疲労感がなくても起こるのが「心因性腰痛症」です。精密検査でも異常が見られず、治療方法がなく、鎮痛剤なども甘利効かない症状です。姿勢や動きに関係なく、痛みが長期間続くこともあります。

②内臓疾患

重大な病気に発展する「内臓疾患」の可能性もあります。胆石症、尿路結石、化膿性脊椎炎など腰痛を伴う病気も多いです。発熱や吐き気などの他の症状があったり、腰以外の場所が痛むことがあれば要注意です

2、腰痛の主な原因

日本人の9割が経験するといわれる腰痛。腰痛の原因は数多くありますが、大きく分けると4種類になります。自分の症状はどれに当てはまるか自覚しておきましょう。病院など行ったとき「ただ痛い」だけでなく症状を詳しく説明すると早期完治にもつながります。

(1)骨や筋肉の疲労や損傷

腰には背骨からつながる腰椎があり、「椎骨」と「椎間板」が折り重なるようにして体を支えています。骨同士は関節で連結され、さらに骨が崩れないように腰椎の周囲は靭帯や筋肉で守られています。こうした腰の組織が、全体もしくは部分的にでも刺激を受けたり、損傷したりすることによって腰痛が発生します

(2)神経

脊髄からつながってお尻、足先に伸びている「坐骨神経」。腰椎椎間板ヘルニアなどによって腰の組織が変形したりすると、坐骨神経が圧迫され炎症を起こし、坐骨神経のみならず、広い部位で神経痛を引き起こし、強い痛みやしびれが生じます。また、神経は痛みだけでなく、感覚や運動機能にも支障をきたします

(3)ストレス、うつなどの精神的要因

腰の骨や椎間板、神経などの損傷以外でも腰痛は起こります。原因不明の腰痛に多いのがストレスから来る痛みです。「心因性腰痛症」と呼ばれ、多くの人が悩まされています。ストレスによる自律神経の乱れが要因で、ストレスが解消されなければ完治しないため、「慢性的な腰痛」につながります

(4)内臓の病気

胃、肝臓、腎臓、子宮など病気が原因で腰痛になることも稀に見受けられます。臓器周辺に発生した痛みが腰にまで響く放散痛、ある部位の痛みを別の部位の痛みと脳が勘違いする関連痛などです。原因がわからない腰痛の場合は、内科的疾患も疑い、専門医の診断を受けることも頭に入れておきたいです。

痛みによって原因を探ることができます。

3、腰痛のタイプ別に見る改善法

部位や症状によってどんな疾患の可能性があるのか、具体的に探ってみましょう。対処法や気を付けるべき生活習慣なども紹介します。

(1)ぎっくり腰

痛い時は湿布などで腰を冷やし、寝る時は膝を曲げて横向きになりましょう。疲労を溜めないようにし、腰の負担になる姿勢や動作をなるべく行わないように心掛けましょう

(2)腰椎椎間板ヘルニア

極力、前かがみの体勢を避け、中腰になることも行わない方が良いです。普段から疲れが溜まらないようこまめに休憩をするようにしましょう。「腰痛体操」などで腰の筋肉を付けることも有効です。

(3)坐骨神経痛

免疫力の低下などが原因で発症することもあるので、寝不足や肉体・精神疲労をなるべく避けるようにしたいです。自然治癒は難しいので、病院を訪れ、強い痛みには鎮痛剤を使い、抗ウイルス薬で治療します

(4)心因性腰痛

ストレスが原因のこの腰痛は、鎮痛剤や施術などの効果はありません。ストレスの根本を見極め取り除くことが重要です。うつ病の場合も「心因性腰痛」を引き起こす原因の一つです。

(5)内臓疾患

痛みの原因が腰から着ているものではないので、内科など、専門医の診断を受け、詳しい検査が必要です。

多くの病気と同じで、疲れやストレスが関係している場合が多いですね。

4、腰痛の原因は腰ではなかった?

腰痛というからには、痛みの元は腰にあると考えるのが普通ですが、実は腰以外の部分が原因で引き起こされる腰痛も多くあります。痛みが長く続く人は、腰以外の場所の改善や生活習慣の改善で腰痛が治るということもあります。

(1)骨盤がゆがんでいる

腰痛で悩んでいる人の多くは背骨のゆがみを抱えています。背骨にゆがみがあると、腰周辺の筋肉にも疲労が溜まり炎症を引き起こすことにつながります。ゆがみを改善することによって腰の痛みから解放される場合もあるのです。

普段から背骨をゆがませないために行いたいのが正座です。朝起きたときや寝る前、また少し時間のあるとき30秒ほどでもOKです。正座して背筋を伸ばすと、正しい背骨のS字カーブが作られます。毎日行えば、背骨を支える左右の筋肉が形を覚え、自然と良い姿勢がインプットされます。

(2)血流が悪い

骨や筋肉以外にも腰痛を引き起こす原因はあります。血液循環が悪い人は、血流の滞りで腰に痛みを感じる場合もあります。筋肉に溜まった疲労物質をやわらげるのに血液が一役買っています。イコール、血流が悪くなると腰の部分にも疲労物質が溜まりやすくなり、この疲労物質を取り除こうとする体の働きにより腰痛が引き起こされます。

体質改善法としては、食事では血管の老化を防ぐDHAや血液をサラサラにするEPAを豊富に含む青魚など積極的にとりましょう。毎日の入浴や足湯で身体を温めたり、ストレッチやツボ押しなども有効的です

(3)寝姿に問題あり?!

実は、腰痛持ちの人は寝ているときの寝返りが少ないという事実があります。寝ているときは、体重分の重さが圧力として接地面にかかります。 圧力がかかっている部分は、血管が押しつぶされ血流が悪くなり、血液や体液が滞留していきます。睡眠中しっかり寝返りしている人は、血液循環の改善が自然に行われているわけです。

自然に寝返りが打てるようになるおすすめストレッチがあります。寝る前に無理のない範囲で習慣的に行ってみましょう。

①腰を柔らかく

仰向けに寝て反対の足をまたぐように腰をねじりなるべくお尻が上向きになるように。片方の手で片膝を押さえ、もう片方の手は頭の上方に置きます。

②膝を曲げる

うつ伏せに寝たら、ひじを立て上半身を起こします。続いて膝を曲げて足先をお尻の方に倒します。

③足を抱え込む

仰向けに寝て、背中を起こさず、両手で膝を抱えます。太ももをお腹に近づけていき丸まったようなポーズをとります。

5、女性は子宮筋腫の可能性もあります

40歳以上の女性に多く発症する「子宮筋腫」。子宮の中にできる良性の腫瘍で、命に別状はありません。子宮筋腫が見つかっても定期的に診察を受けておけば特に心配する必要はありませんが、腰痛を伴うことが多く、痛みがひどい場合は薬物療法や手術で治療もできます。

(1)子宮の前方

子宮の前方に筋腫ができた場合は、膀胱や尿管が圧迫されトイレの回数が増えます。ひどい場合は排尿障害や水腎症になってしまうこともあります

(2)子宮後方

子宮の後方に筋腫ができた場合は、直腸を圧迫することになるため、便秘になりやすくなります。また、排便時に鈍痛を伴う場合もあります。

(3)骨盤全体

子宮筋腫の半分以上を占めるのが子宮の筋肉の中にできる「筋層内筋腫」です。骨盤全体のいろいろなところにたくさん出来やすく、筋腫の大きさはさまざまです。大きく成長しやすいので定期検診を忘れずに

治療方法にいくつかの選択肢があります。定期検診のみによる経過観察、薬物療法、手術など、症状に合わせお医者さんと相談して選択して下さい。

6、見逃したくない!腰痛を伴う病気

安静にしていても痛い、食後に激しい痛みが起こるという場合は、もしかすると重大な病気や内臓疾患が原因かもしれません。内的疾患が原因の腰痛は全体の1%ほどと言われ、割合こそ少ないものの見逃すと命取りになる病気もあります。可能性のある病気の特徴や原因を紹介します。

(1)胃潰瘍・十二指腸潰瘍

背中から腰にかけて痛みが出ます。

①特徴

空腹時や食後に腹痛が起きる。体の左側が特に痛い。40~50歳代に最も多く、十二指腸潰瘍は30歳代以下でも発症しやすい。

②主な原因

ピロリ菌感染、精神的ストレス、胃液の過剰分泌、ステロイド剤などの薬物

(2)腎盂腎炎(じんうじんえん)

脇腹や腰に痛みが出ます。

①特徴

おしっこの回数が増え、排尿痛や残尿感がある。高熱、悪寒など、かぜによく似た症状が起こります

②主な原因

膀胱内細菌の逆流、膀胱炎、尿道の結石、前立腺肥大

(3)単純性腎嚢胞(たんじゅんせいじんのうほう)

脇腹や腰に痛みが出ます。

①特徴

腎臓内に「嚢胞」と呼ばれる液体の入った袋ができる病気。血尿が出るようになり、高血圧の原因にもなります

②主な原因

不明

(4)腎下垂

脇腹や腰に痛みが出ます

①特徴

腎臓が本来の位置より下がった状態のこと。胃のむかつき、食欲不振、吐き気などがあり、尿の疾患もみられます

②主な原因

腎臓の周りに脂肪が少ない、腹筋や背筋が弱い

(5)子宮内膜症

下腹部や腰に痛みが出ます

①特徴

ひどい生理痛を引き起こし、下腹部の痛み、頭痛や吐き気、むくみ、貧血などを伴う。不妊症の原因にもなります。

②主な原因

不明

ここに挙げた例はごく一部です。腰痛はさまざまな病気のサインでもあります。

7、痛みの場所がいつもバラバラ。もしかすると心因性かも?

ストレスやうつ病が要因で腰痛になることもあります。この場合、痛みの程度や痛む部位もよく移動するのが特徴です。前述でも何度か出てきた「心因性腰痛」について紹介します。

(1)治療では治らない腰痛

慢性的な腰痛で、痛いところも良く移動し、その時によって違う。病院に行って診察や検査を行っても明らかな異常は見つかりません。その場合はストレスなどからくる「心因性腰痛」の可能性が高いです。「腰が痛い、医者も治せない、どうしよう」という、不安が、さらに慢性的な痛みを受けるという悪循環につながります。

(2)改善にはストレスの開放を

「心因性腰痛」の場合には、体の異常や病気ではなく、あくまで気持ち(ストレス)の問題だと自覚する必要があります。「今のストレスさえなくなれば……腰痛が治る」、「腰痛が治ればストレスの一部から開放される」など、できるだけ前向きな気持で日々を過ごすように心掛けましょう

まとめ

普段、私たちの身体を支えてくれている腰に痛みがあると、大きなストレスになります。痛みがあるということは、身体がなんらかの不調を訴えている証。たかが腰痛と思わず、しっかり自分の身体と向き合いましょう。

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タンタン整骨院 院長 小林 敬和(こばやし のりかず)

メディカルKグループ代表
薬に頼らない頭痛治療研究所 所長
柔道整復師・頸椎セラピスト(頭痛治療家)
協同組合日本接骨師会 会員

【著書】
「1分間で腰痛がみるみる治る!」(三笠書房)出版
「おでこを冷やすだけで心と体が元気になる!」(三笠書房)出版
「頭痛は、1分間でおさまる!」(KKベストセラーズ)出版
「腰痛治療 プロフェッショナル12人」(現代書林)出版