「まだ大丈夫」
「忙しくて治療に行けない」
と、つらい肩こりを我慢していませんか?
肩こりを放っておくと、処置をしても、筋肉を元の状態に戻すまでに時間がかかるようです。
慢性化した肩こりには鍼治療が有効だとされています。
長い時間をかけて悪化した肩こりは、筋肉の奥が固まってしまうので深いところに届く鍼がいいようです。
ここでは肩こりを緩和するために、
- そもそも鍼治療とはなにか?
- 鍼治療で肩こりは治るのか?
- なぜ肩こりに鍼治療がいいのか?
などについて解説していきます。
重度の肩こりを放置せず、鍼治療で肩こりを解消していきましょう。
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目次
1、そもそも鍼治療って? 鍼を打つと体はどんな状態になるの?
鍼治療はツボや患部に細い針を打つことで程度な刺激を与え、場合によっては低周波の電流を流して様々な症状の改善を目指していきます。
鍼治療はあまり馴染みがないためか、具体的にどういった効果を得ることができるのか分からない方も多いと思います。
ここでは鍼治療を受けることで体にどのような変化があらわれるのか見てみましょう。
(1)血の巡りがよくなる
硬くなった筋肉のコリに直接鍼を打つと微細な傷ができますが、その傷を修復するために血液が集まるため血流がよくなります。
血流がよくなると硬くなった筋肉がほぐされ、肩こりの改善も期待することができます。
(2)自律神経が整う
鍼の刺激が自律神経系に働きかけるため鎮静効果が得られ、乱れていた自律神経が整い始めます。
自律神経の働きが回復すると筋肉がほぐれ血流がよくなり、肩こりを改善へと導くことが可能となります。
また、自律神経が整うと内臓の働きもよくなり、肩こりだけでなく様々な不調の改善に繋がります。
(3)自然治癒力が高まる
鍼を刺すことで免疫系に刺激が与えられ自己免疫力が向上し、自然治癒力が高まると言われています。
また、血流がよくなり自律神経が整うことも、自然治癒力を高める要因となっています。
自然治癒力が高まると肩こりの改善はもちろん、肩こりやその他不調の出にくい身体作りにも役立ちます。
2、なぜ肩こりに鍼が効果的か
鍼治療では鍼を刺す深さを皮膚の浅い部分から筋肉の深い部分までコントロールして組み合わせることで、肩こりを引き起こしている様々な原因へとアプローチをすることができます。
効率的に血流をよくすることができ、血の巡りもスムーズになると緊張した筋肉がほぐれて肩こりも解消されます。
マッサージなどで血流をよくすることもできますが一時的な効果しか得られないため、血行不良の原因へと直接アプローチをすることができる鍼灸治療は、肩こりの根本改善が期待できるのでおすすめです。
3、実際の鍼治療はどんなもの? 痛みはあるの?
肩こりだけでなく様々な症状に効果が認められている鍼治療ですが、鍼を刺すと聞くだけで痛みが伴う怖い治療法だというイメージが強くなります。
実際の鍼治療はどんなものなのか、痛みはどれくらい伴うのかなど、肩こりへの鍼治療を例に挙げて詳しく見てみましょう。
(1)治療内容
鍼治療では主に、ステンレス・銀・金などで作られている鍼を使用し、中でもステンレス製の「日本鍼」が最も使われています。
一番細いものでは0.14mmで、サイズがひとつ大きくなるごとに0.02mmずつ太くなります。
一般的によく使われているサイズは「寸6・3番」という4.8cmの長さのもので、実際に刺す際には半分の長さも刺しません。
日本鍼を使用した治療では、円形の筒の中に鍼を入れて手でトントンとごく軽く叩くようにして鍼を刺していきます。
鍼を刺した後はツボの位置や患部の状態によって鍼を上下左右に動かしたり、指で弾くように振動させたり、そのまま10分程度安静にするなど様々です。
また治療院によっては、刺した針に低周波の電流を流す治療法を用いているところもあります。
鍼治療では肩こりの改善の他にも、神経系疾患、運動器系疾患、循環器系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、生殖・泌尿器系疾患、婦人科系疾患、耳鼻咽喉科系疾患、眼科系疾患、小児科系疾患など様々な症状に有効的であるとWHO(世界保健機関)によって認められています。
(2)治療頻度と期間
鍼治療で得られる効果には個人差があるため、担当の鍼灸師と相談しながら治療を受ける適切な頻度を決めるのが望ましいです。
あまり間隔を空けずに鍼治療を受けると副作用なども心配されるため、身体に負担のかからない治療頻度と期間を設定することが大切です。
(3)治療費用(保険についても)
鍼治療は基本的には保険適応外となる場合が多いですが、慢性的な疾患で医師からの同意書があれば保険適応を受けることも可能です。
また、神経痛・リウマチ・五十肩・頚腕症候群・腰痛症・頚椎捻挫後遺症については、慢性期で内場合でも保険が適応されます。
治療にかかる費用はそれぞれの症状や治療内容、期間によって違いがでてきますので、鍼治症をはじめる前に通院する治療院に確認してください。
(4)鍼治療の痛み
使用する鍼の太さや治療内容によっても違いますが、最近の鍼治療で使用される鍼はごく細いものが主流で、無痛ではないものの我慢できるごく軽い痛みが伴う程度です。
(5)危険性
鍼治療による副作用はあまり聞かれませんが、全くないというわけでもありません。
眠気や倦怠感、ふらつきなどの副作用の症状があらわれることも稀にあるようなので、鍼治療を受ける際には注意しておきましょう。
また、あまり深く鍼を刺すと、鍼が途中で折れる、内臓を刺してしまうなどのリスクが伴うこともあるため、安全を第一に考えて深く刺しすぎないように注意が必要です。
4、肩こりのセルフメンテナンスができるシール鍼とは?
肩こりがひどい時に鍼治療に通う人も多いですが、忙しくてなかなか通えないという場合には市販されている「シール鍼」がおすすめです。
シール鍼にはごく短い鍼がついているもの、特殊金属でできたツボを刺激することができる粒がついているものの2種類あります。
どちらも痛みなどはほとんど感じませんが、鍼はやっぱり苦手……という方は、粒状の金属でできたシール鍼を選ぶといいでしょう。
シール鍼は長ければ1週間から10日前後貼りっぱなしにするため、ツボの位置を正しく理解して張ることが大切です。
肩こりに効くツボの上に的確に張ることができれば、肩こりの症状が軽減されて疲労回復にも繋がります。
ツボは触ってみて硬い箇所や、押してみて痛気持ちが良い箇所にありますが、分かりにくいという場合には初めだけ鍼灸師にツボの位置を教えてもらうといいでしょう。
(1)シール鍼の使い方
シール鍼の詳しい使い方についての動画はコチラを参考にしてください。
(2)肩こりに効くツボ
①肩井(けんせい)
うつむいた際に浮き上がる、首の付け根の骨と肩先の骨を結んだ中間あたりにあるのが肩井のツボです。
肩こりの他に首こり、四十肩・五十肩、頭痛、歯の痛み、神経疾患などにも効果が期待できます。
②翳風(えいふう)
耳の付け根後ろ、口を開けるとくぼみができる部分が翳風のツボです。
全身の血流や気の流れが改善されるため、肩こりの他にも頭痛、顔のむくみ、くま・くすみなどにも効果が期待できます。
③合谷(ごうこく)
手の甲を上に向けたとき、親指と人差し指の骨が交わる箇所から人差し指に向かって押します。
この時に痛みを感じるポイントが合谷のツボです。
肩こり改善の他にも、合谷を刺激することでエンドルフィンという物質が脳内に分泌され、脳が感じている痛みを緩和させる働きがあるため、歯の痛みなどにも効果が期待できます。
また、花粉症や耳鳴りの緩和にも効果的だと言われています。
出典:「鍼灸師が教える、効果のあるツボ一覧」
(3)お勧めのシール鍼
手軽に肩こりのセルフケアができるシール鍼はたくさん市販されています。
おすすめのシール鍼を紹介しますので参考にしてください。
①パイオネックス セイリン円皮鍼
通気性が高いマイクロポアテープを使用しているため、ムレやかぶれを防いで快適に使うことができます。剥がれにくいのも特徴。
参考「ARTRA STRE」
②ファロス 円皮鍼次
通気性が高く肌に優しいサージカルテープを使用。二重構造なので、安全・安心です。
参考「Rakuten」
③セイリン円皮鍼 ゼロ(刺さない鍼)
皮膚に刺入しないタイプで、目立ちにくいのも特徴です。
参考「Towatech」
④ささない鍼 アキュライフ
自宅で手軽にセルフケアができるように開発されたシール鍼です。
ツボにこだわらず、痛みを感じる箇所に張るだけで、鍼と同じ効果が期待できるのも特徴です。
参考「Amazon」
まとめ
肩こりは痛みをこらえた時間の分だけ、筋肉が緊張を続けて疲れがたまっていきます。
つまり痛みをこらえる時間が長ければ長いほど、回復にも時間がかかるということ。
つまり我慢は禁物!効果的な鍼治療を取り入れて肩こりの改善を目指しましょう。
自宅でも手軽にセルフケアができるシール鍼も上手に活用して、肩こりに悩まされない快適な毎日を過ごしてください。
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