【柔道整復師監修】肩に激痛? 放っておくと危険? 痛~い「四十肩・五十肩」の予防とケア

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A さん
「最近、肩が痛くて上がらないのよ」
B さん
「それ五十肩じゃないですか?」
A さん
「そうかもしれない。ベッドに入っても痛いの」
B さん
「放置すると手術なんてこともあるらしいですよ」
A さん
「ええ、怖い。でも病院に行く時間が取れないしなあ」
B さん
「最近忙しいですもんね。でも簡単なストレッチで緩和と予防ができるんですよ」
A さん
「本当? 教えて……試してみたい」

突然、肩に激痛を感じて動かせない!

腕が回らない、上がらない!

日常生活に支障をきたすほど片方の肩と腕が使えない状態……

これは四十肩・五十肩の危険があります。

四十肩と五十肩は、年齢で呼び方が違うだけで症状は一緒です。

病気の名前や症状については知っていると思いますが、原因など四十肩・五十肩について理解している人が少ないと思います。

痛みに耐えながら放置している人も多いのではないでしょうか。

肩に異常を感じて病院に行っても、レントゲンやMTRなどで異常の場所が特定できない場合に、四十肩・五十肩という病名がつけられています。

正しくは肩関節周囲炎といい、肩のどこかで炎症が起きている状態です。

原因は、はっきりと解明されていませんが、肩の関節や筋肉、周辺組織が硬くなったり縮んだり、加齢によるものとされています。

一般的に半年から1年くらいで徐々に痛みが改善されるといわれています。

痛みを我慢して放置していると肩が動かなくなるケースもあるので注意しましょう。

ここでは四十肩・五十肩を知って、痛みをケアする方法をお話しします。

さらに予防法もいくつかあげますので、自宅で実践してください。

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1、五十肩かもと思っているけど具体的にどんな症状?

 

五十肩の症状は突然激しい痛みがあらわれる「急性期」と、肩を動かせる範囲が制限されてしまう「慢性期」に分かれます。

急性期の特徴としてはある日突然、肩を動かした時に激しい痛みがあらわれ、動かすたびに痛みやシビレの症状が腕全体に広がるようになります。

夜も眠れない程の痛みに悩まされることもありますが、急性期の症状は数日経てば自然に治まることがほとんどです。

慢性期の特徴は急性期の症状が治まると同時にはじまり、激しい痛みから鈍い痛みに変化していきますが、肩を動かせる範囲が徐々に狭くなっていくのが特徴です。

肩を上げる・後ろに回すといった動きが困難になるため、日常生活でも不便なことが多くなってしまいます。

2、五十肩になってしまう原因とは?

五十肩になる原因としては、加齢による肩関節・筋肉・肩周辺組織が固くなり、縮んでしまうことで炎症や痛みが出ていると考えられていますが、まだ解明されていないことが多く、現在でも明確な治療法は確立されていません。

また、ホルモンバランスの変化や乱れた生活習慣、ストレスなどの要因が間接的に重なることで、五十肩を引き起こしてしまうとも言われています。

他にも若い時にスポーツで肩を酷使したり肩を痛めた経験のある人は、五十肩を発症するリスクが高い傾向にあります。

3、四十肩・五十肩に効く! 3つのストレッチ

四十肩・五十肩の緩和には、筋肉の緊張を緩めて、柔軟性を高める効果があり、血の巡りがよくなるストレッチを行うと効果的です。これを行うことで肩の周辺の筋肉を柔らかくし、首、背骨の骨格も整います。

(1)肩の位置を戻すストレッチ

【1】真っ直ぐ立ち、ひじを伸ばした状態で手を後ろに回します。

手を上げられる高さまで上げたら、顎が前に出ないようにひざが曲がらないように意識をして立つ

【2】肩から手の先までを1本の棒になったイメージで、ドアノブを後ろで回すように外側から内側に向かって腕をねじります。

両手が下がらないように注意しながら5回繰り返します。

出典:「日経Gooday :「四十肩・五十肩」を防ぐ!気持ちい~い「肩関節ストレッチ」」

(2)肩関節を調整するストレッチ

【1】背筋を伸ばして立ち、ひじを90度に曲げて腕を前に出します。

このとき腕はわき腹にぴったりとつけ、鼻から息を吸います。

【2】息を吐きながら手を外側に向けて開いていき、肩甲骨の下側が内側に寄るのを意識して60度くらいまで開きます。

そしてまた【1】の状態に戻して10回ほど繰り返します。

出典:「日経Gooday :「四十肩・五十肩」を防ぐ!気持ちい~い「肩関節ストレッチ」」

(3)イスを使ったストレッチ

【1】椅子の前にまっすぐ立ち、そのまま上半身を90度くらいまで前へ倒し、痛みが出ていない方の方を椅子の上に置きます。

【2】椅子に置いていない方の腕を左右にくるくると動かし、30秒ほど肩の関節を動かします。

水を入れた500mlのペットボトルや軽めのダンベルを持つとより効果的です

出典:「整体×骨盤 KA・RA・DA factory:つらい四十肩・五十肩の原因と治し方」

4、薬で治せるの? 四十肩・五十肩の特効薬とは

四十肩・五十肩はストレッチだけでなく、漢方薬で症状を緩和させることも可能です。

漢方薬は冷え性やむくみ、肩こりなどの改善にも効果が期待できるので、特に女性にはおススメのお薬です

ただし、激しい痛みがいつまでも続く場合は別の病気が疑われますので、早目に専門の医療機関を受診してください。

ドラッグストアや通販で購入できるものをいくつか紹介しましょう。

(1)二朮湯(にじゅつとう)

 

URL https://item.rakuten.co.jp/koukandosaga/kairoutou534/
価格 4,200円
特徴 五十肩に効果的な漢方薬として知られています

体を温めて水分代謝を上げることで痛みを改善へと導いてくれます。

冷えると痛みがひどくなる、ぽっちゃり体型の方にオススメです。

(2)独活寄生湯(どっかつきせいとう)

 

 

URL https://item.rakuten.co.jp/satuma/4987301221531/
価格 8,640円
特徴 冷えからくる血行不良を改善して、関節周りの血流をスムーズにしてくれます。

筋骨の強壮にも効果が期待できる漢方です

(3)麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

 

 

URL http://www.kracie.co.jp/products/ph/1202031_2220.html
価格 3,300円
特徴 神経痛、関節痛、筋肉痛などに効果が期待できます

冷えアや水湿(すいしつ)からくる、関節や筋肉の腫れや痛みにも効果的。

 

5、事前に予防! 四十肩・五十肩にならない生活とは

四十肩・五十肩は普段の生活から気をつけていれば防ぐことができる症状です。

痛みやシビレに悩まされないように、以下のことを意識して過ごしましょう。

(1)長時間、同じ姿勢を取らない

仕事でのデスクワークや家事などで、同じ姿勢を長時間続けてしまうと筋肉が固くなり炎症を引き起こす原因となります

小まめに休憩を取りながら、肩を回す、簡単なストレッチをするなど、体を動かすことを心がけてください。

(2)バックは左右交互に肩がけ

左右のどちらか一方にだけバッグをかけるクセがあると、同じ肩にばかり負荷が掛かり炎症をおこしてしまいます

バッグは左右交互に肩がけするように意識して、負荷が掛かり過ぎないように注意しましょう。

(3)ヒールはNG! 正しい姿勢を意識する

ハイヒールで長時間歩くことは姿勢が悪くなりがちなので、踵の低い靴やスニーカーを履いて正しい姿勢で歩くようにしましょう

(4)肩や体を冷やさない

肩や体を冷やしてしまうと血行不良を起こしてしまい、炎症の原因にもなってしまいます

冬場はもちろんですが、夏もエアコンなどで冷えやすくなってしまうので、エアコンの風には直接当たらないようにする、冷房対策のために羽織物やストールなどを肩にかけるなどして冷えから体を守りましょう。

(5)甘いものやお酒はほどほどに

甘いものやお酒は、摂り過ぎてしまうと四十肩・五十肩を起こしやすくなると言われています

甘いものやお酒はほどほどにして、栄養バランスのいい食事を心がけるようにしましょう。

6、注射をすると良くなるって本当?

四十肩・五十肩の痛みがあまりにもひどい場合は、「ヒアルロン酸注射」や「ステロイド注射」で症状の緩和をすることができます

ヒアルロン酸注射は肩関節の動きをスムーズにする効果が期待でき、ステロイド注射は炎症を抑えて痛みをやわらげる効果が期待できるため、四十肩・五十肩の症状が重い場合には注射を活用することも選択肢の一つと言えます。

7、四十肩・五十肩の治療は病状や時期で違う

四十肩・五十肩は中年以降の方に多く見られる症状で、症状の進み方については次の3つに分かれ、それぞれの進行過程や痛み方によっても治療法が違います。

(1)急性期・痛みが出て2週間~1か月

この時期は寝返りを打つだけでも肩に激痛が走り、眠れなくなることもあります。

二の腕や指先など腕全体に痛みやシビレの症状が広がりますが、痛みが出始めてから数日間で治まる場合がほとんどです

痛みが治まっても安静にし、アームスリングや三角巾を使ってできるだけ肩を動かさないようにしましょう。

肩が熱を持っている場合は氷水などで冷やし、痛みがひどい場合には炎症を抑えるためのステロイド注射や外用薬、漢方薬などの飲み薬の服用も検討します。

(2)慢性期・痛みが出て2か月~1年

急性期の激しい痛みが治まり始め、次第に鈍い痛みへと変化していきます。

この時期は肩の筋肉が収縮して堅くなるため(肩関節拘縮:かたかんせつこうしゅく)、腕が上がらない、肩を後ろに回せないなど可動域が狭くなり始め、着替えや洗髪などの日常生活での動きも上手くできなくなります

就寝前にお風呂に入って肩を温める、蒸したタオルを肩に広げて温めるなどできるだけ肩を冷やさないようにして、痛みを感じない程度のストレッチなどで血流を促します。

この時期になっても激しい痛みが続いている場合は、四十肩や五十肩ではないケースもあるため、早目に専門の医療機関を受診してください。

(3)回復期・痛み出て半年~1年

肩関節拘縮が改善してくるため徐々に腕が動かせるようになりますが、この時期に入っても肩の動きが悪いと感じる方もいるので、適度なストレッチをして肩がスムーズに動けるようにしていきます

痛みもほとんどなくなるので慢性期よりもさらに肩を動かすことを意識して、ラジオ体操や簡単な肩のストレッチでしっかりとリハビリをしていきます。

8、あなたも予備軍かも? 腕の動きチェック

中年以降の世代に多く見られていた四十肩・五十肩のような肩の痛みは、近年のパソコン作業の影響や運動不足なども影響して、20代30代でも発症する人が増加傾向にあります

次のセルフチェックをしてみて痛みが走る・動きがスムーズでないなどが見られる場合は、すでに四十肩・五十肩の予備軍になっている可能性が大です。

【1】両腕を前から真上に上げます。このとき腕は耳より後ろの位置。

【2】両腕の手のひらを上に向けて、真横から真上に上げます。

【3】両腕の手のひらを上に肘を曲げ、肩の高さまで上げます。そのままの高さで手のひらを上下。

【4】両腕の手のひらを上に向けて体の横で肘を曲げて前に出します。そのまま肘から外に開きます。

【5】両腕を背中の後ろに回します。

【6】両腕を頭の後ろに回します。

以上の動きをして痛みが出たり動きがスムーズでなかった場合は注意が必要です

出典:「セルフドクターネット:四十肩・五十肩かどうかの判断法は?」

9、五十肩放っておいても大丈夫?

五十肩はそのまま放置していても、半年から1年ほどで視線と治ることがほとんどですが、その間は痛みやしびれなどの症状を我慢することになり、本当に治るのか…といった不安も付きまとうことになります。

日常生活での動作にも支障が出るケースもありますので、専門の医療機関を受診して早期回復を目指すことが望ましいと言えるでしょう

10、まとめ

四十肩・五十肩の予防とケアで大切なことは、無理に動かさないことと肩周りを冷やさないことです。

お話ししたように、年齢を重ねたことによる初期老化現象ともいわれていますが、本当の原因ははっきりしていません。

けれども、肩関節をやわらかくするストレッチや効き目の優しい漢方薬で悪化をストップさせることが可能です。さらに冷えやむくみにも効果が期待できるので、日々、少しずつ行っていきましょう。

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タンタン整骨院 院長 小林 敬和(こばやし のりかず)

メディカルKグループ代表
薬に頼らない頭痛治療研究所 所長
柔道整復師・頸椎セラピスト(頭痛治療家)
協同組合日本接骨師会 会員

【著書】
「1分間で腰痛がみるみる治る!」(三笠書房)出版
「おでこを冷やすだけで心と体が元気になる!」(三笠書房)出版
「頭痛は、1分間でおさまる!」(KKベストセラーズ)出版
「腰痛治療 プロフェッショナル12人」(現代書林)出版